新年あけましておめでとうございます連年贈与(れんねんぞうよ)

January 06, 2011

近江商人・商売の十訓

「事務所通信」の2月号に記載しましたが、
江戸時代から、全国的規模で幅広く活躍していた「近江商人」ですが、その商いや「経営理念」には時代を越えた普遍性・有効性があります。

以下に、近江商人の「商売十訓」を紹介します。
たまに確認してみてはいかがでしょうか。

一、商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり

二、店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何

三、売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる

四、資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし

五、無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ

六、良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり

七、紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ

八、正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ

九、今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ

十、商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ


すばらしいですね。
経営に共通して必要な姿勢がこの「十訓」に凝縮されています。
私も初心を忘れることなく、関与先様のお役に立てるよう努力してまいりたいと存じます。

あらためまして、今年一年、よろしくお願いいたします。




tshishido at 19:43│Comments(0)TrackBack(0)経営 

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